できごと、思っていること

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介護とモノの見方

2017-11-27

非常に狭い世界の中で仕事を続けているせいか、違う価値観・モノの見方に出会うとドキリとさせられることがよくあります。
相変わらず、毎日何時間も試聴し続けている Abema TV 内のある番組内での介護福祉士の言葉に考えさせられました。

「理想は、福祉のなくなる社会」
介護の仕事の傍ら、介護の仕事を広く世間に知らせたいという思いから、積極的に様々なメディアに出ている女性の言葉です。
それじゃ、あなたは失業してしまうのじゃないかしら。
思わず突っ込みたくなったのですが、それに続く彼女の言葉の数々に考えさせられました。
件の彼女は、こうも言いました。
「一人の若者が多くの老人を養わなければいけないのではなく、多くの大人で一人の子供を見守り育てていける良い時代」
発想の転換なんて言葉一言では済ませたくなくなるような、衝撃(少し、大げさ?)を味わいました。


45:50 あたりからの MC・シェリーの問いかけへの回答。

介護看護の違いもよくわからない門外漢の私には、番組に出演している三人の介護福祉士の方々がステキな人達、輝いているように見えました。
輝いている、輝く…。
今まで、女性が輝く社会という言葉に少しの嫌悪感を抱いていた(専業主婦が輝いていないかのような印象を与える)のですが、彼女達のような女性が働きやすくなる社会という意味でなら、これは素晴らしいことなのは間違いありません。
首相官邸内の「すべての女性が輝く社会づくり本部」の名称は「誰もがもっと輝く社会づくり本部」に変更していただきたいところです。

最後に全然違う話題ですが、ドキリとさせられた言葉をいくつか。
平和というのは社会の状態を言い表す言葉で、戦争というのは国と国との関係を言っている。
 平和の反対は混乱であり、戦争の反対は話し合いだ」
「毎日元気に挨拶をしてくれていた小学生の女児が、近所の誰にも挨拶しなくなった。
 知らない人に声をかけてはいけないと言われたそうだ」
「メリークリスマスと言ってはいけない、ハッピーホリディと祝おう。
 クリスマスだとイスラム教の人達にクリスマスを強要することになるから」
異見も反論も多い言質ですが、どう考えますか。