今までにいただいた質問と想定質問への回答
- SIMAファイルの形式について
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・1-01:SIMAファイル内の画地情報や路線情報はどう変換されますか。
・1-02:座標データの高さ情報は変換後にはどうなりますか。
・1-03:SIMA形式とは何ですか。
・1-04:SIMAファイルの作成方法を教えてください。
・1-05:同一NOの座標データがあるとどうなりますか。
- 点数やファイル数について
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・2-01:1ファイル内の点数に制限はありますか。
・2-02:一度に変換できるファイルの数に制限はありますか。
・2-03:制限点数以上と以下のファイルが同一フォルダ内にある場合の処理。
- パスワードについて
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・3-01:パスワードが登録できない。
・3-02:マシンを初期化し製品コードが変わってしまった。
・3-03:複数台のマシンで使用したい。
- 処理の結果について
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・4-01:変換の結果が、地理院のTKY2JGDの出力結果と違う。
・4-02:変換されなかった/実行時エラーが発生した。
・4-03:変換パラメータが存在しない場合はエラー表示してほしいのだが。
- その他
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・9-01:変換実行ボタンを押した後に、処理を中断したいのだが。
・9-02:変換実行ボタンを押した後に、何も動作しなくなった。
・9-03:SIMA形式以外のファイルの変換はできますか。
・9-04:Windows98 上で動作しますか。
・9-05:このソフトウェアの開発環境を教えてください。
SIMAファイルの形式について
- 1-01:SIMAファイル内の画地情報や路線情報はどう変換されますか
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画地情報や路線情報の定義行そのものは何の変換も行いませんが、
それらの座標値は座標データとして別の定義が SIMA 内にはされていますので、結果として正しく変換されることになります。
- 1-02:座標データの高さ情報は変換後にはどうなりますか
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本ソフトウェアでは、座標データのX値とY値以外の情報は一切変更しません。
高さ情報があってもなくても、変換前の情報がそのまま保持されます。
- 1-03:SIMA形式とは何ですか
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測量データを異なるシステム間で相互にやり取りするための互換形式です。
正式名称を「測量データ共通フォーマット」といい、日本測量機器工業会で定められています。
- 1-04:SIMAファイルの作成方法を教えてください
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通常は、測量専用システムで生成されます。
フォーマットの詳細は、日本測量機器工業会の規格「測量データ共通フォーマット」を参照してください。
尚、本ソフトウェアでは、行の先頭ラベル「A01」しか解析していません。
このソフトウェアの変換機能を利用するために SIMAファイルを作成する場合には、「A01」行のみを羅列するだけで充分です。
- 1-05:同一NOの座標データがあるとどうなりますか
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本ソフトウェアでは、SIMAファイルの定義に誤りがあるかないか等の検証は一切行っていません。
座標データのラベル「A01」が存在する行に対して、4番目の値をX値/5番目の値をY値として変換計算を行うだけです。
ですから、同一NOが存在していても本ツールを動作させる上では何の問題もありませんが、
その変換結果のSIMAファイルは一般の測量専用システムには読み込めないことも起こり得ます。
ただし、該当する行に4番目と5番目の値が未定義の場合には、無視してその行についてのみ変換処理を行いません。
また、そうした不正な行がある旨のエラーメッセージ等も表示されません。
点数やファイル数について
- 2-01:1ファイル内の点数に制限はありますか
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パスワード登録後の制限はありません。
SIMAの規格上、点番号は整数5桁と定められているため、99999 点が上限です。
ただし、SIMA形式を取り扱う測量専用システムのすべてがこの上限に対応しているわけではありません。
お使いの測量専用システムの制限を調べた上でご利用ください。
- 2-02:一度に変換できるファイルの数に制限はありますか
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1回の変換実行ボタンの押下で処理できる、1フォルダ内のファイルは 3000 本までです。
- 2-03:制限点数以上と以下のファイルが同一フォルダ内にある場合の処理
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制限解除パスワードを登録する前に、フォルダ指示した際に制限点数を超える座標データのあるSIMAファイルがある場合には、
実際の処理を行う前に「制限以内のファイルだけを変換するかしないか」を訊ねてきます。
パスワード登録後はこのようのメッセージは表示されません。
パスワードについて
- 3-01:パスワードが登録できない
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申込みの際の製品コードに誤りがあったと思われます。
メールにて(アドレスはこのページの左上に記載)、正確な「製品コード」と「振込名義人」を書き添えて連絡をください。
申込み時のメールアドレスにパスワードを送付します
(一つのメールアドレスに対して2回まで、保証します/この2回は、【3-01/3-02/3-03】についての合計です)。
- 3-02:マシンを初期化し製品コードが変わってしまった
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メールにて(アドレスはこのページの左上に記載)、正確な「製品コード」と「振込名義人」を書き添えて連絡をください。
申込み時のメールアドレスにパスワードを送付します
(一つのメールアドレスに対して2回まで、保証します/この2回は、【3-01/3-02/3-03】についての合計です)。
- 3-03:複数台のマシンで使用したい
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メールにて(アドレスはこのページの左上に記載)、新たな「製品コード」とその旨をお伝えくだされば、
1つのメールアドレスに対して2回までパスワードを送付します(この2回は、【3-01/3-02/3-03】についての合計です)。
3台目からは、再度、代金が必要です。 マシンを初期化した等のお客様の都合による場合も、この台数に含まれます。
12 台以上のマシンにて使用を希望される方には、コピー使用可能な同一パスワード版も準備しています。メールにてご相談ください。
処理の結果について
- 4-01:変換の結果が、地理院のTKY2JGDの出力結果と違う
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誠に申しわけありません。Version 1.0.x における不具合です。
現在の版では、この不具合は修復されています。
- 4-02:変換されなかった/実行時エラーが発生した
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お客様より変換前の SIMAファイルをメールにていただき、それを調査した所、Windows形式のテキストファイルではありませんでした。
テキストファイルの形式には、Windows形式/Mac形式/UNIX形式の三つがありますが、該当のファイルが UNIX形式であったために発生したエラーです。
テキストの行末を変換するツール(各種フリーウェアライブラリで配付されています)にて、Windows形式に変換した後に本ツールは正常に動作しました。
Windowsシステム上の他システムにて作成された SIMAファイルであれば、このようなエラーは発生いたしません。
- 4-03:変換パラメータが存在しない場合はエラー表示してほしいのだが
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該当座標を含むメッシュが見つからなかった場合には、本ソフトウェアでは、三点パラメータで変換する仕様となっています。
こうした事態が発生する要因は、
「別の地域のパラメータファイルを指示した」あるいは「座標値か座標系に大きな間違いがある」のいずれかですので、確かにエラー表示する方が親切かもしれません。
しかしながら、ご利用される方の注意によって回避できる問題であり、
不注意や指示ミスによる誤作動はこれだけで対処できることではないので、現在の仕様を継続したいと考えています。
本件について、さらにご意見があればメールをください。
その他
- 9-01:変換実行ボタンを押した後に、処理を中断したいのだが
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処理は中断できません。
要望が数多くあれば、改良要望として対処したいと考えています。
- 9-02:変換実行ボタンを押した後に、何も動作しなくなった
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実際の処理を行う前に、座標データの定義の有無や制限点数などのチェックを行っています。
そのために、数万点のファイルや、大量のファイルが指示フォルダ内に存在する場合には、
同ボタンの押下後「チェック中です...」メッセージが表示されたままの状態が続くことがあります。
処理が始まるとその進行状況を表すプログレスバーが表示されます。
- 9-03:SIMA形式以外のファイルの変換はできますか
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できません。
- 9-04:Windows98 上で動作しますか
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動作する筈です。
実際にお客様の環境で試してください。
Windows95 でも動くとは思いますが、TKY2JGD の変換手続きが大量のメモリィを消費します。
もしかすると環境によっては動作しない可能性もありますので、ご自身が試してみてください。
- 9-05:このソフトウェアの開発環境を教えてください
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Visual Basic 6.0 です。
プログラムのソースを希望される方はメールにて(アドレスはこのページの左上に記載)ご相談ください。